アミックグループ、国立ブランド・都スポーツ推進企業に認定
2017.10.26
編集部
化粧品メーカーの株式会社アミックグループ(東京都国立市、1975年創業)は、自社開発の化粧品事業を通じて地域の活性化や振興に貢献したとして平成29年度国立商工会推奨の国立ブランド認定商品に選定された。また、スポーツ化粧品という新しいジャンルの化粧品を前面に押し出して事業を推進するとともに、スポーツ大会やイベント等のボランティア派遣などが評価されて28年度のスポーツ推進企業に認定された。
国立商工会は、平成20年に国立市の産業振興と地域活性化を推進する目的で、国立ブランド認定制度「くにたちスタイル」を創設・運営している。
今度、平成29年度の国立ブランドに認定されたのは、同社が2014年に開発・販売したスポーツ化粧品「アスリートエックス」(写真)を中心に「国立生まれの化粧品ブランドとして地元の産業振興と地域への貢献を果たした」として評価されたことが主因。
一方、東京都のスポーツ推進企業認定制度は、企業のスポーツ活動の促進と振興を目的に平成27年度に創設した表彰制度。3年後の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて東京都は、同制度の応募と認定に力を入れている。
同社が今度、28年度のスポーツ推進企業に認定されたのは、スポーツ化粧品という新しいジャンルの自社化粧品を全国に発信するとともに、スポーツ大会やイベント等へのボランティア派遣、スポーツ産業見本市への出展など市場認知を広めていること。また、スマートフォンの普及による情報接点の変化をとらえてスマートフォン専用マーケット「Origami」への出店など新しい取り組みを積極的に行っていることが評価された。
同社は1975年の創業。1994年にメイクアップ化粧品でエステサロン向けブランド「32度C」を市場に投入して以降、2002年に植物由来化粧品「ビューティープラス」を販売。2011年には、ニキビ肌用化粧品「キーオブスキン」を販売。2014年に水や汗に強いウォータープルーフ処方でアスリート向け化粧品「アスリートエックス」を市場に投入している。また、皮膚科学研究所を設立して肌分析システム「アイザック」の開発と受託サービスを行うなど事業の発展が一段と期待されている。
- 参考リンク
- 株式会社アミックグループ