株式会社シーボン（神奈川県川崎市）は、2018年1月から3月末までの3ヵ月間、新肌カウンセリングシステムを全国110店舗にのぼるシーボン.フェイシャリストサロン全店に導入する。これまで、フェイシャリストサロンで行ってきた肌カウンセリングシステムをリニューアル化した新肌カウンセリングシステムを導入して、これまで以上にキメ 細やかな肌手入れ方法や最適な化粧品のアドバイスを提供することでサービスの向上を図るのが狙い。

全国110店舗のシーボン.フェイシャリストサロン全店に導入する新肌カウンセリングシステムは、肌手入れ前後の肌データを測定し、年齢やライフスタイルなどのカウンセリング状況とあわせてパーソナルデータとして継続的に保存。肌のプロであるフェイシャリストが総合的に分析を行い、その時々に合わせた最適な化粧品や肌手入れ法の提案を行うシステム。特に、新開発の肌撮影機「エピスキャン」を使用して、肌画像（モノクロ・ホワイト・ブルー）を取得し、肉眼では見えにくい肌トラブルを発見。また、アップカメラで、皮膚表面の状態を拡大し、毛穴や赤み・シミ（色素沈着）などの状態を確認して肌のキメのレプリカを採取。解析された毛穴・シミ（色素沈着）・シワの色の濃淡に強弱をつけたイメージ画像 をもとにシミュレーションを行うなどして肌カウンセリングを行う。

同社は、創業して51年「美を創造し演出する」を企業理念とし、自社で研究・開発した化粧品をシーボン.フェイシャリストサ ロンで販売している。化粧品の愛用者に肌チェックやスキンケアアドバイス、東洋式美顔マッサージをメインとするフェイ シャルケア等のアフターサービスを提供するなど、このようなサービスを行っている化粧品メーカーは国内 でも数少ない。1994年から「フェイシャルコンピューターシステム」を全店に導入。肌のキメやウッドランプ画像などの肌情報、化粧品の購入履歴、アフターサービス・キャンペーン利用状況など顧客一人ひとりの情報を一元管理するパーソナル対応を構築した。