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アイスタイル、2018年6月期2Qの当期純利益は47.3%増

株式会社アイスタイル(東京都港区)は2日、2018年6月期第2四半期の売上高が前年同期比64.4%増の138億5100万円、当期純利益が同47.3%増の6億9900万円となったと発表した。代表取締役社長兼CEOの吉松徹郎氏は「数値は計画通りに進捗している」と強調した。

セグメント別の売上高を見ると、国内化粧品ECサイト『@cosme shopping(アットコスメショッピング)』や化粧品専門店『@cosme store(アットコスメストア)』の運営などを展開しているBeauty Service事業は前年同期比 52.6%増の56億86万円となった。

ECについては、『@cosme』でランキング上位の商品の取扱いを強化したことに加え、『@cosme』からの送客の強化を行ったことなどにより売上が好調に推移した。国内の店舗については出店を抑制して「(前年度に出店した)店舗一つ一つを収益化する」(吉松氏)ことに注力。そのため、上期においては新規出店を行っていないが、各店舗の成長に伴い大きく増収増益となった。

一方、同日、ユーザー向け『@cosme』アプリを全面リニューアルしたと発表。併せて、美容師、ネイリスト、ヨガインストラクター、化粧品会社のマーケターなどをはじめとする、美容に関わるビジネスに従事している美容のプロ向けの『@cosme PRO』アプリを新たにリリースした。

今回、新たにリリースした『@cosme PRO』は、個人で活動しているスペシャリスト向けのアプリ『@cosme PRO for Beauty Specialist』。ユーザーとのメッセージのやり取りから、施術やカウンセリング、イベントなどの「メニュー登録」及び「参加者管理」、ブログ記事などのコンテンツの発信まで一括して行うことができるようになるため、これまでよりも一層「ユーザー(ヒト)とのつながり」が生まれやすくなる。

2017年12月時点の『@cosme』会員数は450万人に上る。月間ユニークユーザーは1620万人で、アプリ全面リニューアルの寄与は今後を見込む。

2018年6月期通期の売上高は前期比40.8%増の266億円、当期純利益は同6.9%増の11億5000万円を見込んでいる。

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