英蘭系ユニリーバ、2カ国にある本社をオランダに一本化
2018.03.16
国際部
消費財メーカー最大手のユニリーバは、3月15日、構造改革を発表し、イギリス(ロンドン)、オランダ(ロッテルダム)にある本社をオランダの法人組織に一本化する方針を打ち出した。これによりユニリーバのコーポレートガバナンスを一層強化し、長期的な業績と株主価値を向上させる。株主総会での了承を経て、スムーズは構造改革を目指す。改革後も引き続きロンドン、アムステルダム、ニューヨークに上場する予定。
同社の3事業部門の中、ビューティ&パーソナルケア部門とホームケア部門の本部はロンドンに置き、 イギリスにおける年間約10億ポンドの研究開発費は継続していく。食品&リフレッシュメント部門の本部は引き続き、ロッテルダムに置く。イギリス7300人、オランダ3100人のユニリーバの雇用者を削減する予定はない、としている。
- 参考リンク
- unilever.com