資生堂、IT企業の新入社員研修で男性スキンケアセミナーを実施
2018.04.12
編集部
資生堂ジャパン株式会社(東京都港区)は9日、株式会社サイバーエージェント(東京都渋谷区)の新入社員研修の中で、「人の印象は肌でも決まる。肌マネジメント研修by uno(ウーノ)」を実施した。
資生堂が4月からスタートさせた、男性のスキンケアに特化した企業向けセミナー「肌マネジメント研修(ビューティ講座)」の第1弾。
研修は、サイバーエージェントに営業やプロデューサー職として入社した新入社員約100名(男性:約60名、女性:約40名)を対象に実施した。
最初に「ビジネスと身だしなみ」トークショーとして、新入社員の先輩にあたるサイバーエージェントの宮田岳氏、上野千紘氏、株式会社AbemaTVの小柳津林太郎氏から、ビジネスの現場で心がけている身だしなみのポイントについて講義。
講義では「爪、鼻毛、口臭は意識的に気をつけた方が良い」「見た目はビジネスにおいてマイナス要素になることがある。服装、髪型、肌のケアなど、できることから気を遣ってマイナス要素を作らないようにすることが最低限のマナー」など、社会人経験を積んできた先輩社員ならではのアドバイスが聞かれた。
また、上野氏は女性の立場から、「口臭は気になるし、肌あれも意外と見られている」といい、服装や髪型だけでなく、肌も身だしなみの重要な要素であることを指摘した。
続いて資生堂のunoグループの堀一臣氏が、肌と印象の関係性について講演。堀氏は「ビジネスで勝つために、肌は武器になる」と強調した。同社プレステージブランド/専門店事業部の真坂美名氏は男性のスキンケアセミナーを実施。「メラビアンの法則」を引用し、第一印象のうち、視覚情報が55%も占めることを紹介。見た目を整えることで、ポジティブな気持ちを表現することの大切さを伝えた。
研修に参加した新入社員からは、「肌が印象に影響するとなんとなく感じていたが、今後はもっと意識的にスキンケアに取り組みたい」「これまでは洗顔後に化粧水を適当につけていたが、正しい方法を学んだので実践したい」といった感想が聞かれた。
- 参考リンク
- 株式会社資生堂