新潟エスラボなど3者、肌状態の計測技術を効率化

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2018.04.18

編集部

新潟大学、株式会社CIEL(東京都墨田区)、新潟エスラボ株式会社(新潟県新潟市)はこのほど、角層細胞診断に特化した角層計測プログラム 『コルネオサイトメトリー』 による計測作業の効率化を実現した。これにより、肌の状態を素早く計測できる。

『コルネオサイトメトリー』は、皮膚の状態を非侵襲的に評価する方法を採用。解析に要する作業時間を従来の2分の1~3分の1に短縮できる。

角層細胞は、粘着テープで剥離採取しスライドグラスに転写後、染色、顕微鏡画像を撮影。この画像から、細胞面積、多重剥離の割合、有核細胞の比率を計測することにより表皮の状態を評価できる。また、SH染色によって、角層細胞の成熟度も評価することが可能だ。

肌荒れ状態にある皮膚では、細胞面積が小さくなり、多重剥離の割合や有核細胞の比率も高くなっていく。『コルネオサイトメトリー』では、細胞面積と多重剥離の割合、細胞の形状の美しさや角層細胞の成熟度を簡単に計測することができる。

化粧品などの開発に際して、正確なデータ取得に寄与できるとしている。

参考リンク
新潟エスラボ株式会社
株式会社CIEL
新潟大学

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