中国政府、7月から輸入化粧品の関税を大幅下げ
2018.06.5
編集部
中国政府は7月1日から、日用品の輸入関税を引き下げる。この中には化粧品も含まれており、日本製化粧品の中国市場へのさらなる拡大が期待できそうだ。
中国の国務院は5月30日、常務会議を開催し、国民の消費ニーズに対応するため、幅広い日用品について輸入関税を引き下げることを決定した。
美容関連商品では、スキンケア、ヘアカラー、トイレタリーおよび一部の医薬健康産業品の平均税率が8.4%から2.9%へ大幅に下がる。
WTOメンバー国、あるいは中国と関税互恵協定を結んでいる国・地域からの輸入品に適用される「最恵国税率」について、化粧品関連を見ると、リップやアイ関係商品が10%から5%へ、ネイル商品が15%から5%へ、アイプロ・アイライナーが25%から6%へ、フレグランス用スプレーが18%から6%へ、ファンデーションおよびパフが18%から6%へそれぞれ下がる。