ボディーソープに期待する効果、「保湿力」へのニーズ高まる
2018.06.12
編集部
フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(東京都港区)は、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」アンケートモニター(n=4026名 男女40代~50代中心)を対象に、「ボディーソープに関する調査」を実施した。
その結果、ボディーソープを購入する際には、「いつも同じ銘柄を選ぶ」が51.4%、「いつも同じメーカーを選ぶ」が11.8%となり、6割以上の人が、お気に入りの銘柄やメーカーの商品をリピート購入していることがわかった。
ボディーソープ購入時に重視するポイントについて聞いたところ、「価格」がもっとも多い58.8%となり、次いで「肌へのやさしさ」が38.3%、「泡立ち・泡質」が37.9%、「洗い上がり」が35.3%、「香り」が27.3%と続いた。
「価格」だけではなく、「肌へのやさしさ」や「泡立ち・泡質」などの機能性も、購入時の重要なポイントになるようだ。
次にボディーソープに期待する効果について調査した。
ボディーソープに期待する効果は、「汚れをやさしく落とす」が65.6%となり、次いで「保湿力」が43.6%となった。ほかにも、「洗った後の爽快感」が29.3%、「香りによるリラックス効果」が22.2%、「ニオイ対策ができる」が21.4%と続いた。「汚れをやさしく落とす」のはもちろん、「保湿力」も重要な効果としてニーズが高まりつつある。
次に、ボディーソープの購入チャネルと価格帯について調べると、購入チャネルは「ドラッグストア」が62.6%とダントツで、「食品スーパー」が15.4%、「ネットショッピング」が7.0%と続いた。最近では、重くてかさばる日用品をネットショッピングで購入する人もみられるが、圧倒的に店頭で購入する方が多いことがわかった。
購入チャネル別で購入価格をみると、ドラッグストアや食品スーパーなど、ネットショッピング以外の購入チャネルでは、「200円~300円未満」の低価格帯のボディーソープを購入者する人が多い中、ネットショッピングを購入チャネルとする人の購入価格は、「1,500円以上」が20.5%、次いで「700円~1,000円」が、14.3%、「1,000円~1,500円以上」が13.7%となり、半数近く方が700円~1,500円以上の高価格帯を購入する方が多いことがわかった。
Point of Buy(R)データベースは、全国の消費者から実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データだ。
同一個人(シングルソース)から「消費行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルなショッパーの実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く”を企業・メーカーに提供する。
- 参考リンク
- ソフトブレーン・フィールド株式会社