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アメリカでプレステージ・フレグランスの販売が好調

アメリカ市場でプレステージ・フレグランスの販売が好調なようだ。グローバル情報会社NPDグループは11日、2018年1月〜10月のデパートでのプレステージ・フレグランス部門の販売を分析した結果、前年同期比8%増のおおよそ27億ドルの売上高を記録していると発表した。

フレグランスを購入する消費者の半分は、パートナーや配偶者など他人への贈り物としてで、これらの購入の大半はクリスマス/ホリデーシーズンのプレゼントとだと分析している。 同社のデータベースで感謝祭を含む12月1日までの最新の4週間におけるデパートでのフレグランスの販売数を調査したところ、女性用のフレグランスではシャネルの『ココマドモアゼル』が一番人気で、男性用はジョルジオ・アルマーニの『アクア・ディ・ジオ・プールオム』が一番人気だという。

これまでのところ、 2017年よりも速いスピードでフレグランスの売上が伸びている。NPDグループのエグゼクティブディレクターで美容業界のアナリストのLarissa Jensen氏は、今年の年末商戦の追い込みで、フレグランスの勢いは強いと予想している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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