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米レブロン2019年1Q売上高5億5320万ドル、前年同期比1.3%減少

米化粧品大手レブロンは、9日、2019年第1四半期の売上高はレブロン、エリザベスアーデンの売上が伸び5億5320万ドルだったと発表した。当四半期は主要カテゴリーの堅調にもかかわらず、フレグランス部門とポートフォリオ部門の売上が大幅に減少したため前年同期比1.3%の減少となった。

主要ブランド「レブロン」部門はカラーコスメとプロフェッショナルラインの牽引により、当四半期の売上高は前年同期比7.9%増の2億4730万ドルを記録した。エリザベスアーデンは前年同期比5.4%増の1億1140万ドルだった。

「ブリトニースピアーズ」、「エリザベステイラー」、「エドハーディー」、「ラッキーブランド」など複数のフレグランス開発と販売を手がけるフレグランス事業部門の売上高は7730万ドルだった。前年同期の9140万ドルから15%減少したことで最も打撃を受けた。男性グルーミングブランドの「アメリカンクルー」、ネイルケアブランス「キューテックス」、ヘアケアブランド「Creme of Nature」などを含むポートフォリオ部門の当四半期の売上高は前年同期比12.9%減の1億1720万ドルと伸び悩んだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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