中国の女性の間では敏感肌用のスキンケアの利用率が高いようだ。グローバル市場調査会社ミンテルは、中国人女性でスキンケアの使用者の44％が敏感肌用製品を使用していると、このほど発表した。また、スキンケアの調査としてシートマスクを使用する中国の消費者の3分の1（34％）は、敏感肌用シートマスクにはもっとお金を払うと回答したという。
同調査会社のビューティー＆パーソナルケアのシニアイノベーション＆インサイトアナリストのSharon Kwek氏は、“アジア人は角質が薄いため敏感肌になりやすい、ということを理解しなければならない” と指摘しており、アジアの消費者は、肌の敏感さによって引き起こされる問題を緩和または解決するための対策を模索しているという。
敏感肌に役立つ美容ソリューションを求める消費者が増加していると同時に、適切なスキンケアオプションへのガイダンスを求める声も上がっている。中国での調査では、 73％の美容およびパーソナルケアの買い物客は、皮膚の問題について適切な提案や診断ができる美容アドバイザーの存在を望んでいるという結果が出ている。
