世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

定期的なジョギングは肥満への遺伝的影響を軽減する

遺伝的な肥満因子の影響を減らすことができる運動はどれかを調査した結果が81日、「PLOS Genetics」オンラインに掲載された。

定期的な運動が肥満の遺伝的要因を軽減することは知られているが、どのような種類の運動が肥満のリスクに影響するかは不明のままだった。今回の研究は台湾バイオバンク(TWB)に参加した3070歳の中国人18424人を対象に実施された。参加者のゲノムデータと定期的な運動歴を収集し、肥満の指標として体格指数(BMI)、体脂肪率(BFP)、胴囲(WC)、腰囲(HC)、および胴囲と腰囲の比(WHR)の5つを計測した。

その結果、定期的なジョギングは、BMIBFP、およびHCに対する遺伝的影響を減少させた。登山、ウォーキング、エクササイズウォーキング、国際標準ダンス、そしてヨガの長期練習もBMIへの遺伝的影響を軽減した。サイクリング、ストレッチ、水泳、ダンスダンスレボリューション(アーケードゲーム)、気功は、肥満に対する遺伝的影響を減少させなかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP