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米リバイタラッシュ、カラー化粧品ラインの拡大へ

ロサンゼルス発祥のまつげ美容液開発会社リバイタラッシュは、16日、カラー化粧品ラインへの拡大戦略としてアイブローペンシルの販売を開始したと発表した。

まばらな眉の調整や眉を強調するためにデザインされたペンシルは、簡単なストロークで眉を整えることが可能になる。 ソフトブラウン、ウォームブラウン、クールブラウンと3種類のシェードであらゆる眉の色と肌のトーンに対応。アメリカ市場では公式オンラインのほかサロンなど専門店などで、一色30ドルで発売。国際市場では2019年11月より販売を予定している。

眼科医のマイケル・ブリンケンホッフ博士は乳がんで闘病中の妻のまつげを復活させるために美容液の開発に取り組んだ。ブリンケンホッフ博士が2016年に同社を設立して以来、まつげセーラム「RevitaLash(リバイタラッシュ)®」は美容専門誌などで複数のベストアワード賞を獲得している。現在、グローバル市場で10,000を超えるサロンや専門店で取り扱われているという。

同社はパラベン、フタル酸エステル、人工香料を使用しない製品開発を推進しており、動物実験も行なっていない。まつげ美容液というニッチ市場からスキンケア、カラー化粧品へと今後のビジネス展開が注視される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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