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キイチゴ葉細胞培養抽出物を含むセラムの抗老化作用

ヨーロッパキイチゴ葉細胞培養抽出物を含む局所治療によるアンチエイジングおよび美白効果を試験した結果が124日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。

試験対象者を3065歳の女性ボランティア50人とする顔面分割、無作為化比較試験が実施された。顔の片側に塗布するためのビタミンC、ビタミンEおよびキイチゴ葉抽出物を含有した試験製品(フェイスセラム)を配布した。試験期間は2カ月間で、4週間、8週間に試験側と対側(通常ケア)の皮膚状態を科学的に評価した。評価項目は皮膚の色(メラニン指数)、弾性、放射輝度、水分、水分蒸発量、ミクロトポグラフィーによる評価(滑らかさ、粗さ、荒れ、しわの度合い)、グロスリフティング効果、また有害反応および満足度も考慮された。

その結果、肌の色、弾力性およびつやの大幅な改善が確認された。皮膚表面の滑らかさ、荒れ、およびしわにも有意な改善があった。軽度の副作用はとしてチクチクとした刺激とつっぱり感があげられた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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