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ロクシタングループ、AIスキンケアをアジア市場に先駆け英国で先行販売

仏ロクシタングループは、11日、新世代のスキンケアとしてAIテクノロジーを活用したフェイスケアシステムDUOLABを開発したと発表した。DUOLABシステムはスキンケアのフォーミュラが入ったカプセルとカプセルを調合する本体デバイスの二構成になる。英国とアイルランドの限定したロクシタンショップおよびDUOLAB公式サイトで販売を開始した。年内にアジア市場への展開を計画している。

DUOLABはアプリと独自の肌診断ツールを使用して、利用者の肌のプロファイルを診断する。スキンケアのフォーミュラとして3つの保湿剤と5つの活性濃縮美容液を開発しており随時利用できるようにカプセルに収めた。利用者は肌診断に基づき、必要な保湿剤と活性濃縮美容液を組み合わせてデバイスにセットして2種類のカプセルをブレンドして利用する。特許取得済みのDUOLABのサーモコスメティックテクノロジーは、クリームを肌の自然な温度まで温め、有効成分をより効果的に吸収できるよう開発。

英国、アイルランドでの販売価格は、デバイス250ポンド、フォーミュラ1.25ポンド/1カプセル。 DUOLABは定期サブスクリプションサービスも提供しており、利用者は毎月、必要なフォーミュラカプセルを自宅に届けてもらうことが可能 となる。使用済みカプセルを適切に廃棄するために、DUOLABはTerraCycle®と協力して専用の回収およびリサイクルスキームを採用している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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