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繰り返すリバウンドと睡眠障害が関連

ウェイトサイクリング(4.5kg以上の体重のリバウンドの繰り返し)の経験のある女性で睡眠障害が多くみられるという研究結果が5月20日、WOLTERS KLUWER HEALTHからニュースリリースされた。今回の研究論文は「The Journal of Cardiovascular Nursing」に掲載されている。

米国心臓協会の研究プロジェクトに参加した女性506人(平均年齢37歳)のデータを解析した結果、ウェイトサイクリングの増加は、睡眠時間の短縮、睡眠の質の低下、入眠潜時の延長、不眠症重症度の増加、睡眠障害の増加、睡眠効率の低下、睡眠薬の使用頻度の増加に関連していた。この結果は、ウェイトサイクリングは、女性の睡眠不足を予測し、体重の維持が睡眠の健康促進のための重要な戦略である可能性を示唆した。ウェイトサイクリングと睡眠の潜在的な双方向の関係については、さらに調査する必要があるとされた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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