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米ノードストローム、英エイソスと提携してトップショップブランド開発へ

アメリカで高級デパートチェーンを展開するノードストローム(ワシントン州シアトル)は、12日、イギリスのファッションブランドを展開する ASOS(エイソス)と提携すると発表した。同社はエイソスの少数株主持分を取得し、ファッションブランドの成長を促進する。投資額など詳細については明らかにされていない。

エイソスは20代の顧客から支持されているトップショップ、トップマン、ミスセルフリッジなどのブランドを保有しており、今回の提携でノードストロームはアメリカとカナダでトップショップとトップマンの独占的なマルチチャネル小売権を取得した。

パートナーシップの第一弾として、2021年秋より、ノードストロームとノードストロームラックの店舗でAsos.comの注文を受け取ることが可能になる。また、現在、ノードストロームの顧客向けに、エイソス保有ブランドの新しい製品開発を検討中で、ファッションのほか化粧品などの開発が加速されそうだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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