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非接触型肌測定技術やスマートミラーをSHISEIDOの肌診断システムに提供

テック・パワー株式会社(東京都千代田区/代表取締役CEO:高澤義博)とRevieve oy(本社:フィンランド ヘルシンキ)及び actiMirror corp.(本社:米国シリコンバレー/香港)の3社は10月14日、SHISEIDOの非接触型肌診断測定スマートミラー「Beauty Alive Circulation Check(ビューティー・アライブ・サーキュレーションチェック)」に非接触型肌測定技術やスマートミラーなどを提供したことを明らかにした。

このスマートミラーは、“肌測定プログラム”によって、資生堂独自の指標である肌の美のめぐりを計測し、それを元にパーソナライズ化された美容に関するアドバイスや資生堂のおすすめ商品を顧客に提供するというもの。同社からは7月1日より、順次グローバルにてサービス提供を開始することが発表されていた。

Beauty Alive Circulation Checkイメージ (株)資生堂提供画像

今回の発表では、上記3社が同スマートミラー開発で果たしたビジネス上の役割について説明されている。

たとえば、同スマートミラーは、120以上の肌測定基準を分析するRevieve社独自のコンピュータービジョン技術により肌の状態を分析する。この分析情報は、ミラー内機器のセンサーや機能等専用にカスタマイズされたカメラから、人工知能、専門アルゴリズムやユーザーの位置などのリアルタイムな情報を基にしている。

また、actiMirror社は、ビューティブランドメイクアップに特化したスマートミラーactiMirrorの開発企業である。テック・パワーはその日本地区総代理店で、actiMirrorをBeauty Alive Circulation Checkに提供している。

これらの技術や製品が集って、ビューティー・アライブ・サーキュレーション・チェックは、資生堂が蓄積した研究データに基づいて肌のスコアを算出し、スマートミラーからパーソナライズ化されたデジタルスキンケアアドバイスをユーザーに提供できるようになった。

なお、肌のスコアは、ブランドSHISEIDOの「アルティメットトライアングルスコア」の形で表示され、透明感あふれる輝き、ハリ・弾力、滑らかさの観点から結果を表示する。

また、今回の資生堂への協力について3社の代表は次のように語っている。

日本の象徴的な多国籍化粧品およびパーソナルケア企業である資生堂と提携して、パーソナライズ化された美容とウェルネス体験を提供し、日本の顧客の幸せに貢献できることをとても嬉しく思います(Revieve oy CEO Sampo Parkkinen)。

資生堂のような先進的でグローバルな美容企業と提携して、1つの明確なミッションである、Power of Digitalの実現化、つまり肌測定や化粧品のタッチアップ等の店内体験をデジタル化させ非接触でも可能にする、という取り組みに参加でき私たちactiMirror社はとても興奮しています(actiMirror corp CEO VictorM Ruiz)。

弊社のパートナーである世界の最先端企業の技術を我が国が誇るグローバルブランドの資生堂様へご提供出来たことを誇りに思います(テック・パワー株式会社 CEO 高澤義博)。

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