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日本市場の炭酸飲料のトレンドーミンテル調査

グローバル市場調査会社ミンテルは、14日、同社のGlobal New Products Database (GNPD:世界の新商品情報データベース)より、日本市場の炭酸水カテゴリーの調査結果を発表した。日本では、炭酸入りソフトドリンクと炭酸水の著しい成長が見られ、特にぶどうのフレーバーの成長が著しいことが明らかになった。

日本では、ぶどうへの消費が増えるなど果物としてのぶどうの人気が高まっており、ブランドは人気のある果物を炭酸入りソフトドリンクや炭酸水のフレーバーに取り込んでいると分析されている。梅やメロンなどのニッチなフレーバーに注目し、消費者に目新しさを提供しようとするブランドもある。

商品開発として、日本市場では消費者の五感により強く訴えることのできるように味だけではなく、炭酸の強さや食感、そして温度までも工夫している。その結果、より多くの日本の消費者が強炭酸に興味を示すようになっという。パンデミック発生以来、健康維持とリフレッシュのために、ヘルシーな特長を備えた炭酸ドリンクへの需要がより一層高まっている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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