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ニキビや酒さへのマイクロボトックスの効果確認

ニキビまたは酒さ患者へのマイクロボトックス治療の効果を評価した試験結果が3月21日、「Journal of cosmetic dermatology」オンラインに掲載された。

軽度から中等度の尋常性ざ瘡(ニキビ)患者35人と紅斑性毛細血管拡張性酒さ患者15人の計50人を対象に、マイクロボトックス(オナボツリヌス毒素Aの特定の希釈液)が有効かを検討する試験を実施。治療前と治療4週間後に撮影した画像で、その効果を評価した。

その結果、両患者グループのいずれにも、即時または遅延の合併症は確認されず、評価者(研究者)と患者の両方が治療に満足であると回答した。マイクロボトックスは、ニキビと酒さのどちらにも有効で、長期間の効果が見込まれる治療法であると考えられた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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