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米Ulta Beauty2022年度第1四半期決算、記録的な増収増益

米化粧品小売チェーンUlta Beaury(アルタ・ビューティー)は、26日、2022年4月30日に終了した第1四半期の決算を発表した。純売上高は、2021年度第1四半期と比較してCOVID-19の制限が少ないことによる好影響により前年同期比21%増の23億ドルとなった。

営業利益は、2021年度第1四半期の3億530万ドル(純売上高の15.8%)と比較して、4億3770万ドル(純売上高の18.7%)に増加した。純利益は、2021年度第1四半期の2億3000万ドルから3億3000万ドルに増加した。インフレの上昇などのマクロ経済的圧力にもかかわらず、消費者の美への追求と需要の高まりで、より多くの買い物客が実店舗に足を運び記録的な増収増益を後押しした。

同社は当期にロードアイランド州クランストン、ネバダ州ラスベガス、コネチカット州メリデン、カリフォルニア州ノースハリウッドなどに新しく10店舗を開店させおり、現在、1318店舗を運営している。2022年度の年間売上高の見通しを93億5000万ドル〜95億5000万ドルに上方修正した。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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