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ブルーライトに対する新しい日焼け止めの保護効果を確認

ブルーライトから皮膚を保護する日焼け止めの効果を評価した試験結果が6月10日、「International Journal of Cosmetic Science」オンラインに掲載された。

ブルーライトによっても早期の皮膚老化、および皮膚の色素沈着過剰の影響があることが知られている。今回の研究では、ブルーライトに対する試験製品(TDF® Blu Voile Sunscreen)の保護効果をex vivo、in vivoの両試験で検証した。

はじめに、ヒトの皮膚外植片に対するex vivo試験で評価した。その結果、460nmのブルーライトへの曝露後もカルボニル化タンパク質の蓄積レベルが低かった。続いて、試験製品がブルーライトの即時かつ持続的な色素沈着効果からも保護できるかどうかを判断するために、2つのランダム化in vivo試験を実施した。試験では皮膚のフォトタイプがフィッツパトリック分類IVおよびV(フィッツパトリック分類)の17人の被験者を対象とした。その結果、in vivo試験2件の結果は、415nmのブルーライトによって誘発される即時かつ持続的な色素沈着に対して有意に優れた保護効果を示した。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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