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米オルガノンとサークル・バイオメディカル、非ホルモン性オンデマンド避妊薬開発で提携

世界的な女性ヘルスケア企業の米オルガノン(ニュージャージー州)とデンマークのサークル・バイオメディカルは、2日、非ホルモン性オンデマンド避妊薬の治験薬開発における共同研究および独占的ライセンス契約を締結したと発表した。サークル・バイオメディカルは、既存の子宮頸管粘膜バリアを局所的に強化することにより、精子輸送に対する一時的なバリアを形成する可能性がある方法を発見しており、今後、共同で臨床研究を促進させて製品化の早期実現を目指す。

サークル・バイオメディカルは、相互に合意した研究計画に基づいて、前臨床研究を実施する責任を負う。オルガノンは、本資産を開発・商業化するための世界規模での独占的権利を取得し、売上高に応じたロイヤルティーをサークル・バイオメディカルに支払う。

今回の提携について、サークル・バイオメディカルのフレデリック・ピエトルソン・マドセン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べている。「私たちは、オルガノンと共同で、女性およびリプロダクティブヘルスに関するオルガノンの深い専門知識を活用し、避妊を行う世界中の女性のために潜在的な変革を促進できることを大変うれしく思います。」

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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