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経口ミノキシジルが脱毛症に効果

脱毛症における経口ミノキシジルを評価した包括的レビューの結果が9月6日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。

現在、局所製剤として広く脱毛症治療に利用されているミノキシジルは、当初、経口高血圧治療剤として開発され多という背景がある。今回の研究では、さまざまな脱毛症における経口ミノキシジルの役割に関する包括的な文献検索を実施。PubMed および Google Scholarから臨床試験、症例シリーズ、症例報告を特定し、分析した。

その結果、経口ミノキシジルは、非瘢痕性脱毛症および瘢痕性脱毛症に対して低用量で副作用が少なく、有望な結果が得られることが確認された。特に男性型脱毛症と女性型脱毛症には広く使用されており、有効性が示された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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