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マンゴスチン成分のハイドロゲルパッチ、ニキビに効果

マンゴスチン由来成分を使用したハイドロゲルパッチのニキビへの効果を検討した結果が9月8日、「Research in Pharmaceutical Sciences」オンラインに掲載された。

抗菌作用と抗炎症作用を持つマンゴスチン(Garcinia mangostana)は、タイの伝統医学で利用されてきた。今回の研究では、マンゴスチンの果皮を用いたハイドロゲルパッチによる尋常性ざ瘡(ニキビ)への効果を検討した。

その結果、カラギーナンとローカストビーンガムの粉末から作られたマンゴスチンハイドロゲルパッチは、色は黄色で表面は滑らか、耐久性/柔軟性があり、アクネ菌、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌に対して効果的だった。有効成分であるα-マンゴスチンは、最初の 30 分以内にハイドロゲルパッチから放出、浸透した。30人の健康なボランティアを対象とした試験で、刺激がないことを確認した。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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