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ニキビ瘢痕に効果の新開発セラムを評価

ニキビ瘢痕に対する新開発のセラム(HEXILAK® Acne Scar Serum)の有効性と安全性を評価した結果が11月27日、「Journal of cosmetic dermatology」オンラインに掲載された。

尋常性ざ瘡(ニキビ)の瘢痕化に有効な局所製剤は限られている。今回は、KollarenとExo-Tというユニークな成分を配合した新開発のセラムを15~45歳の男女67人に1日2回、3か月間患部に塗布する臨床試験をインドで実施した。

その結果、ほとんど(79.1%)の被験者で90日目の評価時点にニキビ瘢痕の改善を確認した。試験前との比較で、色素沈着過剰指数(PAHI)の有意な減少が見られた。瘢痕の深さ、体積、画像評価でも有意な改善が示された。患者報告による副作用はすべて軽度で、すべての被験者で許容できる範囲のものだった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

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