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Immanence IDC社のセルライト・ジェルに好評価

カナダ・ケベックに本社を持つImmanence IDC社のセルライト対策用ジェル(complex integral anti-cellulite gel)の有効性を評価した研究が2月20日、「Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology」オンライン版に掲載された。

評価試験は、標準からやや肥満で、太もも・臀部・腰などに中-軽度のセルライトがある、25-55歳の健康な女性44人を対象に実施された。参加者は無作為にセルライト対策用ジェルと、プラセボのジェル剤の2群に分けられ、一日2回、3カ月間のジェル塗布を行った。評価は自己判定で、肌の張り、オレンジピールの状態などを実験開始前、28日目、56日目、84日目に報告した。

試験終了時に、セルライト対策用ジェルを塗布した群の81%、プラセボジェル群の32%でセルライトの改善があった。肌の張りの平均改善度は、臀部で41%、腰で35%、ふともので31%、オレンジピールの状態改善度はそれぞれ25%、22%、22%だった。セルライト対策用ジェルはプラセボに比べて優れているという、参加者による評価があった。

Immanence IDC社は、化粧品と製薬の2つの分野を合わせて、皮膚の老化対策製品を研究開発するカナダの企業。カナダ、フランスを中心に、アジア圏内ではインド、タイ、マレイシア、ベトナム、フィリピンに営業拠点を持ち、グローバルな展開を進めている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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