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抗うつ薬の使用で体重増加

抗うつ薬の使用と体重増加の関係に関する論文が6月4日、「JAMA Psychiatry」オンライン版に掲載された。

現在、抗うつ薬の使用によるわずかな体重増加は確認されているが、今回は長期の使用による影響を調査した研究成果が発表された。

米国ニューイングランド地方の医療センターで抗うつ薬の投薬を開始した、2万2610人の成人を対象に12カ月間の追跡調査を実施。さまざまな種類の抗うつ薬と体重増加の関連を検討した。その結果、第3世代の抗うつ薬であり、少量で副作用も少ない「シタロプラム」と比較して、「ブプロピオン」「アミトリプチリン」、「ノルトリプチリン」使用の患者では体重増加が少なかった。人口の10%で抗うつ薬が使用されているというアメリカでは、抗うつ薬による体重増加も大きな問題であるようだ。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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