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オフィスワークは肥満の元かも

一日中座っていることの多いオフィスワークは、黒人女性の肥満の原因になるという調査結果が11月20日、「Preventing Chronic Disease」オンライン版に掲載された。

2012-13年にかけ、アメリカ中西部ミズーリ州の大都市圏において、電話インタビューによる調査を実施した。この調査の目的は、職種や趣味やレジャーでの運動の有無は無関係に、仕事中の着座時間と肥満との関係を検討した。

参加者は1891人(女性66.9%、男性29.5%)で、仕事での着座時間の中央値は一日180分だった。参加者の60%以上が過体重または肥満だった。

着座時間30分以下の黒人女性と比べ、3つの着座時間のカテゴリー(31-180分、181-360分、360分超)の黒人女性では、肥満の可能性は約2.5倍とされた。白人女性と白人・黒人によらず男性ではこの関係は見られなかった。

今回の調査では特に黄色人種の調査はなかったようだ。日本人が属する黄色人種女性の肥満が、座りっぱなしのオフィスワークと関連するのか気になるところだ。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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