世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

血行促進効果のあるサウナを19分超で心臓にも良いらしい

サウナ入浴をする人は心臓血管系の死亡が少ないという研究結果が2月23日、「JAMA Internal Medicine」オンライン版に掲載された。

フィンランドで行われた(Finnish Kuopio Ischemic Heart Disease Risk Factor Study)に参加した42-60歳の男性2315人を対象に、サウナ入浴の頻度および時間と心臓突然死(SCD)、致命的な冠状動脈性心疾患(fatal CHD)、致命的な心血管疾患(fatal CVD)、そのほかの原因の死亡との関連を前向きコホート研究で調査した。

平均20.7年間の追跡期間で、SCDは190人、fatal CHDは281人、fatal CVDは407人、そのほかの原因の死亡は929人を数えた。サウナ入浴頻度は週1回が601人、2-3回が1513人、4-7回が201人だった。それぞれのサウナ入浴頻度に対するSCD発生率はそれぞれ10.1%、7.8%、5.0%だった。fatal CHDは14.9%、11.5%、8.5%、fatal CVDは22.3%、16.4%、12.0%、そのほかの原因の死亡は49.1%、37.8%、30.8%だった。1回のサウナ入浴時間が11分未満と比較したSCDのハザード比は、11-19分0.93、19分超0.48で、同様の関連がfatal CHDと fatal CVDでも確認された。しかし、そのほかの原因の死亡には関連は見られなかった。

研究者らは、サウナ入浴の頻度が上がると死亡が減ると結論。サウナ入浴と心血管の健康の関係についてさらなる研究が必要としている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP