世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

米エリザベスアーデン、クリスティーナ・アギレラ香水事業をP&Gより買収

米エリザベスアーデン社は、クリスティーナ・アギレラ・フレグランスブランドをプロクター・アンド・ギャンブル・インターナショナルから買収する契約を結んだと5月12日、発表した。契約には香水販売のグローバルライセンスおよび特定の関連資産を含む。買収額など詳細については明らかにしていない。2017年度第1四半期にトランザクションを完了させる予定。

Screen Shot 2016-05-14 at 12.36.11レコーディング・アーティストのクリスティーナ・アギレラは2007年に初めてオリジナルフレグランスをリリースして以来、香水ブランドの開発を積極的に展開してきた。ヨーロッパ市場でNo.1の女性セレブリティ香水に選ばれた実績があり、現在は7種類のフレグランスブランドを販売している。

エリザベスアーデンは、デザイナーフレグランスブランドを展開するほか、
テイラー・スウィフト、ニッキー・ミナージュ、マライア・キャリー、ジャスティン・ビーバーなどセレブリティ・フレグランスブランドを傘下に持つ。同社のグローバルフレグランス担当社長のジョージ・クリアリー氏は、今回の買収について、“グローバルベースで当社の香水ビジネスを成長させるための戦略”と述べている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP