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米国でスナック食品のオンラインショッピング増加

アメリカの消費者のオンラインショッピング利用率は増加する一方だが、スナック食品の買いだめにも有効に利用しているようだ。グローバル情報会社NPDグループが11月2日、発表したデータによると食品スーパーマーケットや会員制ディスカウントクラブでのスナック食品の売り上げは減少傾向にある中、オンラインショップでの売上は緩やかではあるが、確実に増加しているという。

オンラインショッピングでの人気スナック類は「塩辛い」、「甘い」、「健康に良い」製品類。出荷し易い、賞味期限が長い、安価で大量購入が可能なのがオンラインショップ利用の決め手になっている。

これらのスナック食品は間食ではなく食事として摂取する事も多く、オンラインショップで購入したスナックの13%は食事の代替として利用されている。また、85%は単独で摂取されており、その内22%は職場で食べられている。オンラインショップの利用世帯の年収は75000ドル以上と中流階級との調査結果もでている。NPDグループの食品業界アナリストは、スナック食品メーカーは、健康志向の消費者向けプレミアム製品の開発やオンラインショップでの直接販売のマーケティングを強化してビジネチャンス拡大を示唆している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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