世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

シミはレーザーと光治療、どちらがいい?

近年、美容医療分野で目覚ましい進化をしているのが美肌マシン。シミやそばかす・ニキビ・シワ治療などに対応する美肌マシンには様々な種類があるため、どの治療が自分のシミに適しているか迷う人も多いかもしれない。

聖心美容クリニック(東京都港区)によると、レーザーによるシミ治療とは、黒い色にのみ反応する波長のレーザーを照射することで、シミやそばかすなどの黒い色素(メラニン)を破壊し、除去する治療法。痛みは症状により異なるが、一回の治療で効果が期待できるという。

照射後は、一時的にやけどをした状態になるものの、数日後にかさぶたが取れると、きれいな肌がよみがえる。特に加齢が原因のシミ(老人性色素斑)やそばかすに効果的だという。

一方、光(IPL)治療は、気になる濃いシミを除去するというより、肌全体のシミ・くすみを軽減していく治療法といえる。IPLをメラニン色素に照射すると、光のエネルギーが熱に変わり、メラニン色素にダメージを与え、メラニンを浮き上がらせる。

浮き上がった色素はやがて皮膚の代謝により剥がれ落ちるため、光を照射するたびに色が薄くなっていく。また、シミ・そばかすだけでなく、肌の質感の乱れ、小ジワ、毛穴の開き、赤ら顔、にきび跡の赤みなど、混在した症状を同時に改善するため、肌の印象が飛躍的に向上。

IPLは皮膚を活性化し、肌のハリを保つのに必要なコラーゲンを増やす。これにより肌の感触が良くなり、毛穴の開きや細かいシワなどを改善し、ハリのある肌へ生まれ変わる。比較的短時間で、肌へのダメージも少ないため、治療後すぐにメイクもでき、ダウンタイムが少ないことも特長となっている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP