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過食症に効く意外な(?)薬

成人における過食障害への治療補についての検討結果が6月28日、「Annals of  Internal Medicine」オンライン版に掲載された。

ストレスや極度のダイエットが原因となることも多い過食障害だが、最適な治療法はまだ確立していない。今回、英米両国の研究者らによって、心理的また薬理的治療法の利点と有害点について調査が行われた。2015年11月~2016年5月に出版された、過食症に対する心理学的または薬理学的治療を評価した25件のプラセボ対照試験を対象に分析した。

その結果、認知行動療法、中枢興奮薬(lisdexamfetamine)、第2世代抗うつ薬、トピラメート(抗てんかん薬)が過食を抑制し、精神病理学、中枢興奮薬(lisdexamfetamine)、トピラメート(抗てんかん薬)が過食症成人患者の体重を減少させた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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