ブラジルの化粧品大手ナチュラ・コスメティコス（Natura Cosméticos S/A）は、傘下に入った英国発祥の自然派化粧品ザ・ボディショップの最高経営責任者（CEO）にデイビット・ボイントン（David Boynton）氏を任命すると、ロイター通信社はウェブ版（9月29日付）で報じた。 同氏は2017年12月4日より、 現在のCEOのジェレミー・シュワルツ氏に変わりボディショップを率いる。
ボイントン氏は昨年、イギリスのメンズウェアのチャールズ・ティアウイットの最高経営責任者になる前は、フランスの天然成分スキンケアのロクシタンで10年間勤務していた。 ロクシタンでは、最後、米国地域の最高経営責任者（CEO）としての経験を積んだ。
ナチュラ・コスメティコスは、ザ・ボディショップを仏ロレアルより今年６月に買収することで合意しており、一連の取引を9月初旬に完了していた。ザ・ボディショップは、現在、世界60カ国以上で3000店舗の小売店およびオンラインショップを展開している。2016年の売上高は約1.5億ポンド。
