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エイボン2017年売上高は前年比横ばいの57億ドル

エイボン・プロダクツ社(ロンドン)は、2017年度の売上高が前年比横ばいの57億1560万ドルとなったと、2月15日、発表した。営業利益は前年比15%減の2億7330万ドルだった。

地域別にみると、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の売上高は前年比1%減の21億2650万ドルだった。イギリス市場で販売員の減少が影響して売上高が前年より14%減少した。南ラテンアメリカ地域の売上高はブラジル市場が堅調で前年比4%増の22億2240万ドル。北ラテンアメリカ地域はメキシコ市場が減速したため売上高は前年比2%減の8億1180万ドル。アジア太平洋地域の売上高は5億1830万ドルだった。

直接販売の要となる販売員の減少が数年続いており、現在、実際に活動している〝エイボン販売員 〟は、すべての地域で前年より3%ほど減少したと報告。

エイボン取締役会は今月の5日、新しい最高経営責任者にユニリーバよりヤン・ザイダーフェルト氏を迎えており、2018年の業績回復に向けての経営手腕が期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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