臍帯エキス

用語辞典

監修:美容経済新聞

概要

哺乳類の臍帯(へその緒)から抽出したエキス。臍帯は母体の子宮の内壁にある胎盤と胎児をつなぐ管で、内部には太い臍静脈が1本、細い臍動脈が2本あり、胎児はこの血管を通して母体から栄養や酸素を含んだ血液を母体から受け取り、同時に老廃物や二酸化炭素を含んだ血液を母体に戻しながら成長していく。臍帯の中の血液は臍帯血(さいたいけつ)と呼ばれ、造血幹細胞という血液や血管を作る細胞のほか、筋肉や神経など体のさまざまな部位の細胞のもとになる幹細胞が豊富に含まれている。そのため白血病など難病の治療に役立てられている。

美容へのアプローチ

化粧品にはおもに豚や馬由来の臍帯エキスが使われる。天然のヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸、各種アミノ酸など美肌成分が豊富に含まれている。肌なじみがよく、保湿・湿潤剤として配合され肌のうるおいを保つほかに、ハリやツヤの向上、きめを整えて肌を健やかに保つなどの効果が期待される。臍帯は体積が胎盤(プラセンタ)の10分の1程度しかなく、プラセンタエキスよりも希少な成分といえる。プラセンタエキスのサプリメントに臍帯エキスが配合されているものもあり、体の内側からも美しさをサポートする。

関連製品

臍帯エキス配合の次世代アイテム美容液『ceruru.b/セルル アイクリーム』

肌のコンディションをサポートする馬由来の臍帯エキスに、ラナクリスやキュアパッション、アイリスなど目もと集中美容成分、さらにナノサイズまで小さくしたヒト幹細胞培養液を高配合。ビタミンC誘導体やオリゴペプチド、シロキクラゲエキス、ナールスゲン、プロテオグリカンなど、注目の美肌成分や保湿成分もプラスされた実力派。

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