JASRAC、美容室を含む全国151事業者に民事調停申し立て

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2018.07.3

編集部

一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC、理事長・浅石道夫氏)は7月2日、BGMを利用する美容室・飲食店など全国151事業者(166店舗)に対して民事調停の申し立てを行ったと発表した。

151事業者のうち、美容室は66事業者(73店舗)含まれる。いずれの事業者も、その営業においてJASRACが管理する音楽著作物をBGMとして利用しており、利用許諾契約を締結するよう繰り返し催告してきたが、手続きに応じないため、民事調停の申し立てに至った。

なお、151事業者に含まれる高知県と鹿児島県でのBGM利用に関する民事調停の申し立ては初めてという。

JASRACでは、ウェブサイトや各種メディアを通じて、広くBGMの著作権手続きの必要性を周知している。今後も利用者への案内を継続していくほか、業界団体やBGM音源提供事業者との協力関係を構築していくなど、BGMの適法利用促進のための取り組みを推進していくとしている。

参考リンク
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)

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