油脂化学製品などの製造販売を手掛ける日油株式会社（東京都渋谷区）は1日、2019年3月期第1四半期の売上高が前年同期比6.0%増の444億7400万円、当期純利益が同22.5%増の51億1300万円となったと発表した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品原料などが属する機能化学品事業の売上高は前年同期比10.6％増の326億2300万円。このうち、界面活性剤はトイレタリー関連の需要が好調に推移し、売上高は増加した。

2019年3月期通期の売上高は前年比2.8%増の1850億円、当期純利益は同7.6%減の184億円を見込んでいる。