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ヨーロッパでコロナ渦、スポーツ活動の頻度増加

ヨーロッパでコロナ渦、消費者のスポーツ活動への参加頻度が増加したようだ。グローバル情報会社NPDグループが11日リリースした調査によると、ハイキング、ヨガ、ランニングなどのスポーツ活動は、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、スペインで2021年に消費者が最も参加したスポーツ活動で、一方、サッカーは参加頻度が減少した唯一のスポーツだった。

同社は2021年12月10日から12月16日に、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、スペインの合計3000人(各国600人)の消費者を対象にコロナ渦のスポーツ活動についてアンケート調査を実施した。

ハイキング/ウォーキング/アウトドア、ヨガ/ピラティス/瞑想の参加者数が最も多く、それぞれ前年比19%増加した。ランニング、サイクリング、トレーニング(16%)、フィットネス/ワークアウト(11%)、ジムのクラス(7%)も増加が見られた。

ハイキング/ウォーキング/アウトドアでの参加頻度の増加は、18〜34歳と55歳以上の年齢層で顕著だった。ランニングは55歳以上のグループで特に強く、18〜34歳のグループでは、ヨガ/ピラティス/瞑想への参加が最も増加した。サッカーへの参加の減少は すべての年齢層で報告された。

新規参加者の調査では、ハイキング/ウォーキング/アウトドアの新規参加者の数は、18〜34歳のグループが牽引し、55歳以上がそれに続いた。ランニングの新規参加者は55歳以上のグループで特に強く、ヨガ/ピラティス/瞑想の新規参加者は18〜34歳のグループが最も多かった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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