Lucas Meyer Cosmetics社、化粧品原料開発Biopharmacopeaを買収

最新商品

2013.07.25

編集部

カナダの化学原料製造販売会社Lucas Meyer Cosmeticsは7月17日、植物活性成分の研究開発会社Biophatmacopea Design International( 本社: ケベック州)を買収したと発表した。同社は2013年4月にオーストラリアの植物成分開発製造会社Southern Cross Botanicalsを買収しており、今年になって植物成分開発分野において二社を買収したことになる。

同社副社長のアントニオ・ラーラ氏は、「今回の買収は自然成分の開発分野での当社の地位と専門性を強化するもの」とコメントしており、化粧品、パーソナルケア業界における化学成分原料の供給会社として、顧客のニーズにあった製造ラインの拡充が期待される。

化粧品国際見本市の運営会社のIn-Cosmeticsが主催した「Innovation Zone Best Ingredient Award 2013」にLucas Meyer が開発した、Elix-IR(皮膚の老化予防用植物活性成分)、Phytenso(自然成分のヘヤーリラクサー)の2つの新成分が15品目の中に選ばれており、業界では革新的な化学成分の開発で注目されている。同社の原料のポートフォリオは北アメリカ、ヨーロッパ、アジア地域の50カ国以上の諸国に販売ネットワークや専門商社を介して供給しているという。日本では池田物産株式会社(本社: 東京千代田区)が同社の原料の一部を取り扱っている。

#

↑