朝日印刷、化粧品向け包装材が好調に推移

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2018.08.23

編集部

印刷・包装資材の製造、販売を手掛ける朝日印刷株式会社(富山県富山市)の2019年3月期第1四半期業績によると、売上高が前年同期比4.2%減の90億6200万円、当期純利益が同17.0%減の4億900万円となったが、化粧品向けに支えられて主力の印刷包装材事業が伸長したことがわかった。

印刷包材事業については、市場での企業間競争が一段と厳しさを増している中、同社グループは市場ニーズに即した付加価値の高い製品の提供に努め、お客・地域に密着した提案型営業活動を展開するとともに、高水準の品質保証体制を追求し、安定した製品の供給に努めている。

医薬品向け市場については、OTC向け製品・医療用向け製品とも前年実績を上回り、また化粧品市場については好調な市場環境を受け、受注は前年同期を上回った。これにより、印刷包材事業の売上高は前年同期比1.2%増の86億2900万円となった。

現在、化粧品市場においては、原料の供給よりも包装パッケージの供給が間に合わない状況が続いており、同社は当面の間、化粧品向けが好調に推移すると思われる。

2019年3月期通期の売上高は前期比3.6%増の399億1100万円、当期純利益は同3.2%増の19億1500万円を見込んでいる。

参考リンク
朝日印刷株式会社

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