順天堂大 小林教授、健康になる自律神経の整え方を紹介

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2018.09.12

編集部

順天堂大学臨床研修センター本部副本部長で教授の小林弘幸氏は12日、都内で開催された株式会社バスクリン(東京都千代田区)新製品プレス発表会において、健康を維持するための自律神経を整える方法について紹介した。

小林氏によると、自律神経は血流をコントロールするので、自律神経が乱れることは様々な病気につながる可能性があると指摘。また、現代人は副交感神経が加齢によって衰えていき、「がん、心筋梗塞、脳梗塞などにつながる」(小林氏)として、副交感神経を下げない工夫も必要だとした。

自律神経の具体的な整え方としては、体の末端まで伸ばすエクササイズの励行を挙げた。また、呼吸法(吸う吐くを1対2で繰り返す)、足を鍛えるスクワット、朝食だけは必ず摂取する、39度~41度の湯船に浸かる、睡眠、腸内環境を整える、ことを推奨した。

このうち、腸内環境を整える場合、「ヨーグルトを食べるだけでは菌を刺激して終わるだけ。食物繊維を多く摂るべき」(小林氏)と指摘。腸内環境がもともと悪い状態にあると、「何をしてもうまくいかない」(同氏)といい、腸内細菌は寿命にも密接に関係しており、腸内環境の重要性を強調した。

バスクリンでは、薬用入浴剤『バスクリンマルシェ』とコンディショニングバスソルト『アーユルタイム』を3日から販売開始した。『バスクリンマルシェ』は天然ミネラル100%の有効成分などを配合。『アーユルタイム』は、ネパール国立トリブバン大学アーユルベーダ校が監修したハーブを配合しているのが特徴となっている。

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