シーズHD、2019年7月期は「通信販売の再構築」に取り組む

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2018.09.14

編集部

化粧品・健康食品などの製造販売を手掛ける株式会社シーズ・ホールディングス(東京都渋谷区)は14日、2019年7月期については「通信販売の再構築に取り組む」(代表取締役社長の石原智美氏)との考えを示した。

2019年7月期のドクターシーラボ事業については、SNSと連携したCRM(顧客管理)を強化し、デジタルを活用した通販の再構築を図る。2018年7月期は自社ECサイトの「使い勝手が悪い」(取締役財務部長の小杉裕之氏)ことから販売が低迷。「2019年7月期末あるいはその翌月の8月」(代表取締役社長の石原智美氏)をめどに再構築を急ぐ。また、サブブランドも強化。具体的にはニキビケア、美白、スペシャルケアを挙げた。

『ラボラボ』ブランドについては、インバウンド需要の取り込みを継続しつつ、国内需要も喚起。具体的にはシートマスクを挙げ、「いかにして日本の若年層に販売するか」(石原氏)を課題とした。その際、連結子会社化した株式会社セドナエンタープライズ(東京都港区)の顧客基盤を積極的に活用していく。

『ジェノマー』ブランドについては、2018年7月期についてはブランド認知度が向上せず苦戦。2019年7月期は新たにブランドマネージャー制を導入して、40歳以上のアジア人女性を中心ターゲットとしてリブランドを行う。従来の百貨店だけでなく、「いままで手の付けていなかったセレクトショップなど新しい売場を作っていく」(石原氏)。

参考リンク
株式会社シーズ・ホールディングス

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