林原、スイスのロンザ社と長期パートナーシップ契約を締結

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2018.09.26

編集部

食料品原料などの開発・製造・販売を手掛ける株式会社林原(岡山県岡山市)は26日、医薬品業界、ヘルスケア業界およびライフサイエンス業界向けのリーディングサプライヤーであるロンザ社(スイス)と長期パートナーシップ契約を締結したと発表した。

これにより、プルランカプセルの市場拡大に向けたロンザ社との戦略的協力関係を強化していく。プルランは、でん粉を自然発酵して作られる水溶性の高い多糖類で、優れた結着力と被膜性を有する。林原のプルランは、1972年に製造法を開発して以来、食品原料、化粧品原料、サプリメント用カプセルなどの医薬品原料といった幅広い用途で使用されている。

林原とロンザ社は、これまで長年にわたり強力なビジネス関係を構築し、クリーンラベル・サプリメントの消費者ニーズに応えてきた。植物由来原料のニーズが拡大するなか、林原は今後、プルラン製造設備の更新・増強を行い、製品の安定供給を継続していく。

さらに、今回のロンザ社とのパートナーシップを強化することにより、両社の成長を加速するとともに、健康でバランスの良いライフスタイルに対する消費者ニーズに応えるため、新製品の共同開発を行っていくとしている。

参考リンク
株式会社林原

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