天真堂、第3類医薬品の物流の取り扱いを開始

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2018.10.3

編集部

医薬部外品OEMメーカーの株式会社天真堂(東京都江東区)は10月1日から、第3類医薬品の物流の取り扱いを開始した。これにより、ユーザーは時間やコストをかけずに、医薬品の販売をスタートできるとしている。

今年3月にオープンしたロジスティクス(プロロジスパーク東京新木場2F)内に薬店『TEN PHARMACY』を開設。コールセンター機能も備えており、取り扱う医薬品に関するエンドユーザからの電話での問い合わせは薬剤師の資格を持つオペレータが対応を行うことが可能となっている。

医薬品の販売については、「販売は、薬局・薬店の許可を取得した有形の店舗が行う」「注文を受けた薬局・薬店で、必要な資質・知識を持った専門家が行う」などの省令が厚労省により定められている。ネットで販売をする場合においても例外ではなく、医薬品を取り扱う倉庫に薬店を設置し、所定の届出を出すことで販売が可能となることから、ロジスティクス内に薬店を開設することとした。

2014年6月12日、ネット販売での一般医薬品販売が解禁されて以降、ネット市場での医薬品の需要は拡大の一途をたどってきた。経産省の調査によると2017年度医薬品BtoCのEC市場は前年度の190億円から30%増の250億円となっており、市場規模は小さいながらも、今後大きい成⾧が見込まれる分野となっている。

同社は、今後も需要の拡大が見込まれる第1類・2類医薬品についても順次申請を予定している。

参考リンク
株式会社天真堂

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