消費者産業と市場に影響を及ぼす6つの動向—ミンテル市場調査会社

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2018.10.15

国際部

グローバル市場調査会社のミンテルは、2日、今後、世界中の産業と市場に影響を及ぼすと予想される6つの消費者動向を発表した。2019年以降、世界の消費者はプライバシー、個性、ウェルネス、利便性、持続性のテーマへの探求がこれまで以上に進むと予測している。6つの動向は次の通り。

Total Wellbeing (トータル・ウェルビーイング):消費者は個人の健康を促進するためのソリューションを求める。腸に優しい発酵食品からプロバイオティクスのスキンケアまで、消費者は体内と体内に存在する天然のバクテリアのバランスを調整するような製品を求める傾向が見られる。

Challenge Accepted (挑戦を受け入れる):消費者の新たな課題に取り組む姿勢が増しているため、 新しい経験で限界に挑戦して情熱を燃やすようになる。

Rethink Plastic (プラスチックを再考):リサイクル活動が進む中、プラスチックによる汚染を防ぐために消費者はプラスチックを使い捨てにする行動を見直すようになってきている。企業や組織は、生分解性材料の開発、プラスチックのリサイクル可能性の向上や廃棄物管理システムの改善などが求められる。

On Display(開示):消費者はデジタルメディアからの情報に敏感に反応する。これまで以上に企業やブランドは、ソーシャルメディア戦略を導入して従業員に会社の道徳や礼儀を訓練することが重要になってきている。問題に直面した場合はタイムリーに良好で積極的な対話をすることで「ネガティブ・エクスポージャー」のサイクルを避ける対策が必要になる。

Social Isolation (ソーシャルアイソレーション): 消費者はスマートフォンなどデジタルでの接続が主流になり、物理的にも感情的にも隔離されていく傾向にある。 消費者とデジタルを切り離すための製品やサービスの需要が生まれる。

Redefining Adulthood(成人期の再定義):大人であることが何を意味するかという概念は、認識を超えて変化していく。消費者は型に囚われない生活に適応していく。

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