ライオンと博報堂、IoTデバイス付与したハンドソープを開発

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2018.10.12

編集部

ライオン株式会社(東京都墨田区)と株式会社博報堂アイ・スタジオ(東京都千代田区)は、ライオンが販売する『キレイキレイ』ハンドソープのボトルに装着してポンプのプッシュ回数と時刻を計測しデータ化することで、詰替え時期のお知らせや家族のコミュニケーションの提供につながるIoTデバイス「Push Connection(プッシュコネクション)」を共同開発した。

Push Connectionは、『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』のボトルに装着するIoTデバイスおよび提供するサービスの総称。ポンプのプッシュ回数、プッシュ時刻を計測してデータ化し、専用アプリと連動させることで、以下2つのサービスの提供を検討していく。

一つは自動配送サービス。装着したIoTデバイスがプッシュ回数から自動でハンドソープの残量を計測し、残量がある一定量まで少なくなると、自動的につめかえ用のハンドソープが発注され、商品が届く仕組み。買い忘れや、定期購入の場合に起こりがちな「届く前に足りなくなってしまう/早く届いて余ってしまう」などの、ちょっとしたストレスを減らすことができる。

もう一つは遠隔通知サービス。IoTデバイスを取り付けたハンドソープを1プッシュして、「ただいま」などのメッセージを吹きこむと、自動で家族のスマートフォンに録音された音声メッセージが届く。手洗い時の1プッシュで家族間のコミュニケーションを促すことができる。

札幌市で開催される「No Maps 2018」(10月12日~月14日)において、Push Connectionのコンセプトモデルを出展するとしている。

参考リンク
ライオン株式会社

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