2019年美容産業にアメリカの消費者が求めるものは?

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2019.01.24

国際部

マインドフルネスとリラクゼーションを求める人が急増する中、美容産業においてもアメリカの消費者が求めるものは‘美の追求‘を超えてきているようだ。グローバル情報会社NPDグループが11日にリリースしたブログで、このような展望が明らかになった。同グループの美容産業のアナリストであるLarissa Jensen氏は、「Beauty Outlook for 2019」の中で、2019年の展望として、ラジカリゼーション、心に訴えるマーケティング、ジェネレーションZの台頭に焦点を当てている。景気後退の恐れが浮上する中、消費者はより慎重に消費行動をとるとの予測もあり、そうなれば市場全体の収益性を遅らせるかもしれないという。2019年の美容産業の3つの展望は次の通り。

ラジカリゼーション
さまざまな情報が瞬時に網羅する社会で、過度の情報を回避する動きと透明性の追求がより加速するとみられる。美容製品の購入決定の要素に個人が求める政治的、社会的、信仰的な理想がより左右されると予測される。自然派スキンケアは肌に適しているという概念を超えて、個人の信念に適しているという理由で求める消費者層が増えていく。天然スキンケア市場の成長は顕著で総スキンケアの2倍を超えるが、この勢いは続く見通し。

心に訴えるマーケティング
経験的小売から、感動的小売へと移行すると予測される。小売環境は、「Instagrammable(インスタ映えする)」の瞬間を超えて、コミュニティスペースへと移行する。恒久的な店舗もあるが、多くはポップアップの形態が急増する。コーヒーショップ、ラウンジ、ミニ映画館(映像スペース)などの体験が楽しめるマーケティングが販売スペースに組み込まれる戦略。このマーケティングには収益性の高い場所を選ぶのが成功の秘訣となる。アメリカではニューヨーク市場が最大の収益が得られる場所。

ジェネレーションZの台頭
Z世代の年間支出は440億ドルを超え、来年以降、最大の消費者になる見込みがある。健康と社会的責任はこの世代にとって重要な消費決定要因となり、ジェンダーの中立性、包含性、多様性、持続可能性、透明性などがより追求される。テクノロジーに精通した消費者により高度な技術革新が必要になっていく。

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