エリザベスアーデン2013年度決算報告、売上高13億4千ドル

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2013.08.16

編集部

米エリザベスアーデン(本社:ニューヨーク)は2013年度(2012年7月~2013年6月)の売上高は13億4千ドルで前年度比8.6%増と当初の予想をやや下回った成長率だったと報告した。2013年度第4四半期の売上高は267百万ドルで前年同期比0.8%の増加だった。

同社の会長兼最高経営責任者のE.スコット·ビーティー氏は本年度の決算について、「同社の最大の市場である北米のマス・リーテールでの市場の伸びが期待に達しなかったこと、ブランド再編成の過程での収益をやや楽観視した」という二つの原因が成長率の減速につながったと説明している。

エリザベスアーデンの旗艦店での小売売上高は、北米市場では20%増加しており、同グローバル市場での小売売上高は、17%増加している。

今後の経営方針について、2012年度後半に取得した香水ブランドを同社の香水事業に統合し、北米のフレグランスのマス・リテール市場での販促をさらに進めていくとしている。また新しい市場開拓としてブラジルやドイツなどでの顧客獲得を目指し、中国でのブランドの再編成に売上増を期待している、などと抱負を語っている。

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